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2013年2月21日 (木)

拒絶空港

02内田幹樹氏の遺作となった航空サスペンスです。NIH206便は主脚タイヤ2本をシャルルドゴール空港離陸時に損傷してしまいます。着陸予定の成田空港で整備達が、その対策を練り始めたころ、「何者かが同機に放射性物質を持ち込んだらしい」との情報が入ります。着陸装置が故障した航空機に放射性物質が持ち込まれたという想定になっています。着陸に失敗すれば、放射性物質を大気中に拡散させてしまい、受け入れる空港がないことから、この表題になったことでしょう。航空機に放射性物質が持ち込まれるといい、高速で飛行中の航空機から放射性物質を投棄するといい、、少々、現実離れした感がありますが、福島第一原発事故のことも考慮すると、まんざら、ないこともないかと言う気持ちになります。この作品には、いつも悲劇的な体験をする江上順一副操縦士は登場しません。著者も、江上ばかり悲劇的な場面に設定するのは可哀想と考えたのでしょうか。内田幹樹氏の作品の読書は、これで終了にします。氏のベストセラーである「機長からのアナウンス」「機長からのアナウンス第2便」はエッセイと聞いています。物語を重視する私には少々、不向きですので時間があったときに取っておきます。

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