« 近所の散策---冬至過ぎ2 | トップページ | 旅の思い出---旧東海道徒歩の旅50 »

2015年12月27日 (日)

桜田門外の変---下巻

Photo

前回に引き続き、今回はこちらの本を選択しています。吉村昭氏の桜田門外ノ変下巻です。本の帯には以下のようにあります。

水戸の下級藩士の家に生まれた関鉄之介は、水戸学の薫陶を受け尊王攘夷思想にめざめた。時あたかも日米通商条約締結等をめぐって幕府に対立する水戸藩と尊王の志士に、幕府は苛烈な処分を加えた。鉄之介ら水戸・薩摩の脱藩士18人はあい謀って、桜田門外に井伊直弼をたおす。が、大老暗殺に呼応して薩摩藩が兵を進め朝廷を守護する計画は頓挫し、鉄之介は潜行逃亡の日々を重ねる……。

井伊直弼大老襲撃に関する記載はあまり長くはありません。実際の襲撃そのものも長時間ではなかったのでしょう。襲撃以後の関鉄之介の潜伏逃亡劇に下巻の多くを裂いています。こちらの逃亡潜伏劇では吉村昭氏の真骨頂が発揮されます。「長英逃亡」でもそうでしたが、その取材能力に敬服します。最終的に鉄之介は捕縛されてしまいます。

桜田門外ノ変の成功に留まらず、その現地指図役である関鉄之介の最期までを記載することに吉村氏の凄さを感じます。

« 近所の散策---冬至過ぎ2 | トップページ | 旅の思い出---旧東海道徒歩の旅50 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/223428/62772769

この記事へのトラックバック一覧です: 桜田門外の変---下巻:

« 近所の散策---冬至過ぎ2 | トップページ | 旅の思い出---旧東海道徒歩の旅50 »

2017年12月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

最近のトラックバック