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2016年3月29日 (火)

逃亡

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今回はこちらの本を選択しています。吉村昭氏の「逃亡」です。こちらの本を選択した理由は次回の本シリーズで明らかとなります。本の帯には以下のようにあります。

軍用飛行機をバラせ…その男の言葉に若い整備兵は青ざめた。昭和19年、戦況の悪化にともない、切迫した空気の張りつめる霞ヶ浦海軍航空隊で、苛酷な日々を送る彼は、見知らぬ男の好意を受け入れたばかりに、飛行機を爆破して脱走するという運命を背負う。戦争に圧しつぶされた人間の苦悩を描き切った傑作。

逃亡に関して記載するのは吉村昭氏の真骨頂でしょう。その著書には、「長英逃亡」、「桜田門外の変」等があります。「桜田門外の変」は首謀者の逃亡劇でした。どちらの本もなかなかの出来でした。ただ、こちらの本は逃亡する契機となった事案が、ちょっと世間離れしているのです。田舎出の20歳前後の主人公と若い主人公の設定ですが、一般常識から考えてちょっとあり得ないかなと思います。戦争終結後、その立場が逆転するのもちょっと信じ難いのです。吉村昭氏の長編は全て読書したかと思っていましたが、文春文庫では読み残しがありそうです。ある意味で楽しみが残りました。

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