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2016年5月 6日 (金)

逃亡---下巻

02

今回はこちらの本を選択しています。帚木逢生氏の逃亡下巻です。本の帯には以下のようにあります。

「敗戦とともに、お国のための「任務」は「犯罪行為」とされた。国家による戦犯追及。妻子とともに過ごす心安らかな日々も長くは続かなかった。守田はふたたび逃亡生活を余儀なくされる。いったい自分は何のために戦ってきたのか。自分は国に裏切られたのか。一方、男の脳裏からは、香港憲兵隊時代に英国民間人を拷問、死に至らしめた忌まわしい記憶が片時も離れることはなかったが……」。

読み進むうちに逃亡することの困難さが判ります。結局、逃亡では人の眼が重要となるようです。地域と密着していた過去の日本では、周囲の眼が逃亡を困難にさせます。現代の方が地域から解離することで逃亡はより安易なのかもしれません。悲劇的な結末かと思っていましたが、予想を裏切られ個人的には良かったです。

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