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2016年7月 8日 (金)

胡蝶の夢---第3巻

302

今回はこちらの本を選択しています。司馬遼太郎さんの「胡蝶の夢第3巻」です。本の帯には以下のようにあります。

ポンペの帰国とともに江戸の医学所の頭取となった松本良順は、緊張した時局の中で不眠に苦しんでいる一橋慶喜の主治医となり、阿片を用いてこれを治す。一方、語学の天才・伊之助は「七新薬」という蘭方の医書を刊行するまでになったが、その特異な性格が周囲に容れられず、再び佐渡に逼塞する。また、赤貧のなかでポンペ医学を修めた関寛斎は、請われて阿波蜂須賀家の侍医となる。

やはり、司馬遼太郎さんはこの本で幕末を記載したかったのだと思います。幕末になり京都の重要性が増すことになりますが、その背景が今回この本を読むことで漸く理解できました。

江戸時代にあっては、公家と癒着することを避けるため西国の大名が参勤交代でも京都に立ち寄ることは不可であったようです。また、行政に関しては京都奉行、所司代といった幕吏が実施し、天皇、公家は学問、歌道に専念するようになっており、公家に対してはその行動範囲が京都内に制限されていたようです。経済的には公家には5万石相当があてがわれていたようですが、物価高騰により公家達は貧窮が慢性化していたようです。

その中、長州勢が尊皇攘夷を背景に公家に金をばら撒いて勢力を拡大していたようです。

さて、今後の本に展開が楽しみです。

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