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2017年4月27日 (木)

城塞---上巻

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今回はこちらの本を選択しています。司馬遼太郎氏の「城塞--上巻」です。いわゆる、司馬氏の戦国4部作の最後のパートとなります。本の帯には以下のように紹介されています。

「豊臣家をつぶす」──“関ヶ原”から十四年、徳川家康は多年の野望を実現すべく、大坂城の秀頼・淀殿に対して策謀をめぐらす。方広寺鐘銘事件など、つぎつぎと打ち出される家康の挑発にのった大坂方は、西欧の城塞をはるかに凌ぐといわれた巨城に籠城して開戦することを決意する。大坂冬ノ陣・夏ノ陣を最後に陥落してゆく巨城の運命に託して、豊臣家滅亡の人間悲劇を描く歴史長編。

本来、謹厳実直であった家康が「たぬき親父」に変化したのは大阪の陣の頃だったようです。秀忠に家督を譲る一方、徳川政権を盤石とするには家康はあまりにも老齢となっていたのです。家康に比し、秀頼は若く時間的には全く余裕があるのです。焦燥感から豊臣家を滅ぼすべく言いがかりをつけ戦を開始することになります。家康自身が後世の評判が悪くなることを自覚していたようです。

今回、この本を読書することで分かったことは、豊臣家の脆弱さが新興勢力であったため譜代家臣を有していなかったことに起因することです。長年、支えてくれた家来、家臣がなければ(秀吉の場合は全て同僚)、勢力として成立しないのです。

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