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2017年5月11日 (木)

城塞---下巻

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今回は、こちらの本を選択しています。司馬遼太郎氏の「城塞 下巻}です。本の帯には以下のように紹介されています。

外濠も内濠も埋められて裸城となった大坂城に対して、家康は最後の戦いをしかける。夏ノ陣を前にして、大坂方には、もはやいかなる勝機も残されてはいなかった。数十万の東軍を相手に、真田幸村、毛利勝永らは、家康の本営にまで斬り込む働きをするが、後続の部隊がなく、いずれも城を墳墓に討死してゆく。秀頼、淀殿は自尽し、巨城の炎上をフィナーレに戦国時代はその幕を閉じる。

それまで謹厳実直であった家康が、以後、老獪、狡猾といわれるようになったのが、大阪の陣での対応です。

徳川幕府を盤石な組織にしていくには、2代将軍秀忠は家康の目から見れば凡庸に見え、自分の老いに対しても焦りがあったようです。

関ケ原の戦いでは、東軍の先鋒を外様大名に部署したのに対して、大阪の陣では譜代大名に指名し、外様大名の発言権を脆弱化させることにも徳川体制確立の礎があるようです。

大阪の陣の頃には秀忠は30代半ば過ぎですが、関ケ原の戦いに遅着するという失態の過去もあり、親(家康)にとって子(秀忠)はいつまでも心配の種になるようです。

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