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2019年6月 6日 (木)

風神の門---下巻

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今回は、前回に引き続きこちらの本を選択しています。司馬遼太郎氏の「風神の門---下巻」です。本の帯には以下のように紹介されています。

大坂冬の陣に西上してくる徳川家康の首をねらうため、霧隠才蔵らは駿府城下に潜入し、徳川の忍者、風魔獅子王院たちと血闘をくりひろげる。そして、駿府城内にしのび込んだ才蔵は、家康の寝所の天井裏に立つのだが……。人間性を抹殺された忍者たちの中で、いかなる組織にも属さず、ただひとり人間らしく生きようとした才蔵の悲哀を通して、“忍び”の世界を現代の眼で捉えた長編小説。

こちらでも付箋を付けた箇所を抜粋してみましょう。

宇治の上林家というのは、山城きっての豪富をほこっている茶商である。ただの茶商ではなく、家康から朱印状と禄490石をもてっている半商半士で、休庵、暁庵とつづいたこの二代の当主が名高い。(中略) その住居の宇治が京大坂に近いうえに諸大名の屋敷に茶を納入するところから、中央の情勢が手にとるようにわかる位置にあった。諜報の名人とされた家康は、当然、上林家を京大坂における諜報機関として使ってきた。記述、p103。

2018年5月に宇治へ旅行した際、三星園上林三入店へ入店したことがあります。そちらの店舗で抹茶と和菓子のセットを頂戴しました。そのお値段、一人¥1500でした。当日の当方の一人の昼食代より高価なのでした。ただ、こちらの店舗の家紋が地図で使用される茶畑の記号になったとのことです。2階は資料館となっており、春日局の手紙も展示されているのでした。

さて、本の内容です。こちらの本は解説にあるのですが、昭和30年代から10-20年毎にブームが来るという忍者ものです。確かに、当方が小学生だったころ「仮面の忍者赤影」というTV番組がありました。こちらの本は頂けません。大阪冬の陣に続く忍者ものとしては、やはり、池波正太郎氏の「真田太平記」の方が圧倒的に面白いです。「風神の門」は「梟の城」の続編のようで、「梟の城」がそれなりに評価されているのに対して、「風神の門」は司馬遼太郎氏の作品としては、駄作の部門に入ることでしょう。今後、当方が「梟の城」を読書するか否かは現時点では未定です。

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コメント

「梟の城」のDVD持ってる。今度送ろうか?

「梟の城」のDVD持ってる。今度送ろうか?古本屋(BOOKOFF?)で購入。内容覚えてない😱💧

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