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今回は、こちらの本を選択しています。百田尚樹氏の「風の中のマリア」です。カバーには以下のように紹介されれています。
命はわずか三十日。ここはオオスズメバチの帝国だ。晩夏、隆盛を極めた帝国に生まれた戦士、マリア。幼い妹たちと「偉大なる母」のため、恋もせず、子も産まず、命を燃やして戦い続ける。ある日出逢ったオスバチから告げられた自らの宿命。永遠に続くと思われた帝国に影が射し始める。著者の新たな代表作。
今回も、読書中に気になって付箋を貼付した箇所を抜粋してみます。
「私は太く短く生きるのはむしろ本望だわ。ぶすぶすと燻るような生活を長く続けるよりも、短くても燃え尽きたいわ」マリアの言葉、p86。
「自分のできないことを考えてみても仕方がない」カブトムシの言葉、p113。
今日までこの帝国が繁栄したことこそ、稀なる幸運だったのかもしれないのです。p156。
エレノアはどんな時でも仕事をいといませんでした。疲れ果て、体が傷ついても、泣き言1つ言いませんでした。本文,p161。
このような小説を読書した経験がありません。オオスズメバチが主人公です。なかなか学術的な内容です。百田尚樹氏の本であるので、最後に何か仕掛けがあるのかと思っていました。楽しませて頂きました。
2022年8/22から夏季休暇を利用して旧甲州街道徒歩の旅へ出ています。第3日目の8/24午前6時過ぎには多摩センターの実家を出発し、午前7時過ぎには調布駅北口交差点を出発して徒歩の旅を再開しています。午前11時半過ぎには国立市から立川市に入りました。
立川市に入るとすぐに、至誠学園という学校前に到着しています。「至誠学園って何」というのが本音です。どうやら100年以上の歴史のある児童養護施設のようです。
至誠学園前を通過すると、こちらの案内がありました。甲州街道、奥多摩街道の案内です。両者とも、同じ道となるのでしょうか。
まあ、進んでみます。
2023年8月1日から8月31日までjoggingで95Kmを走りました。8月もjogging走行100Km以上を達成することが不可でした。まあ、仕方がありません。
今回はJR東北本線一ノ関駅から盛岡駅まで仮想乗車したことにしましょう。この区間は90Km、料金は1690円(普通列車)、所要時間は1時間29分、乗車時間も1時間29分のようです。この区間の全駅数は19駅となります。残は56Kmとなります。次回の仮想乗車の旅で使用することにします。
旧奥州街道沿いを仮想乗車していることになります。当方は、東北方面は殆ど行ったことがありません。数年前に会議で仙台へは行きましたが、その際はホテルが満室で福島から新幹線で通いました。仙台といえども大きな会議ではホテルが満室になってしますのです。まあ、当方が宿泊するようなビジネスホテルは満室ということです。高級旅館やホテルは空きがあったのでしょうね。
さて、8月の万歩計の結果です。総歩行数は10.7万歩、消費カロリーは2573Cal、歩行距離は58.76Km、脂肪消費量は154.3gとのことです。
8/26は博多へ行き、その際の歩行が加算されているようです。日記によると8/2と8/18は雨、8/9は台風の影響によりjoggingができなかったようです。
2022年8/22から夏季休暇を利用して旧甲州街道徒歩の旅へ出ています。第3日目の8/24午前6時過ぎには多摩センターの実家を出発し、午前7時過ぎには調布駅北口交差点を出発して徒歩の旅を再開しています。午前11時過ぎ、上元村谷保常夜燈、矢川駅前、一妙寺付近に到着しています。前方に、また、常夜燈が見えてきました。
元青柳村の常夜燈との説明です。1799年に建立されたようです。昭和初期頃まで、村人が順番に毎日夕方、灯りを灯していたと伝えられていますとのことです。
直ぐ横には、「馬頭観世音」の石碑もありました。愛馬への供養として祀られたもののようです。
2022年8/22から夏季休暇を利用して旧甲州街道徒歩の旅へ出ています。第3日目の8/24午前6時過ぎには多摩センターの実家を出発し、午前7時過ぎには調布駅北口交差点を出発して徒歩の旅を再開しています。午前11時過ぎには谷保天満宮付近を通過して、こちらの歩道橋付近に到着しています。甲府まで101Km、八王子まで11Km、立川まで2Kmとあります。歩道橋の名称から、どうやら近くに国立市立第一小学校があるようです。
歩道橋の上から旧甲州街道の進行方向(甲府方向)を撮影しています。
歩道橋を降りると、こちらの案内がありました。表題は「潤澤学舎跡」です。潤澤学舎は、国立第一小学校の前身との記載があります。
案内板は、現在では一般民家の前にあるのでした。
今回は、こちらの本を選択しています。城山真一氏の「看守の流儀」です。本のカバーには以下のように紹介されています。
刑務所、そこはシャバ以上に濃厚な人間関係が渦巻く、更生の最後の砦――。
石川県の加賀刑務所を舞台に、刑務官と受刑者たちの織り成す五つの事件。
仮出所した模範囚の失踪(「ヨンピン」)、暴力団から足を洗う“Gとれ"中に起きた入試問題流出事件(「Gとれ」)、受刑者の健康診断記録とレントゲンフィルムの消失(「レッドゾーン」)など、刑務官たちの矜持と葛藤がぶつかり合う連作ミステリー。
こちらの本でも読書中に気になって付箋を貼付した箇所を抜粋してみましょう。
「いろんな受刑者がいます。だから、いろんな刑務官もいなきゃいけないんです」火石の言葉,p155。
迷ったが、悪い報告は早くという組織のルールに従うことにした。本文、p165。
怒りの感情がわいたときには、数字を6まで数えると静まります。本文、p335。
当方は、小学校中学年を金沢で過ごしています。読書前には、舞台が金沢であることも知らずに読み始めましたが、加賀刑務所が舞台であったり、香林坊が登場することで少々、親近感を感じています。こちらの本を選択した基準は、「このミステリーがすごい」関連の書籍であること、看守という言葉に引き寄せられたこと等です。まあ、当方も含めて殆どの人が刑務所のことは知らないでしょうから。
2022年8/22から夏季休暇を利用して旧甲州街道徒歩の旅へ出ています。第3日目の8/24午前6時過ぎには多摩センターの実家を出発し、午前7時過ぎには調布駅北口交差点を出発して徒歩の旅を再開しています。午前11時前には、谷保天満宮付近に到着しています。こちらに到着したことで、武蔵府中熊野神社付近にあった報徳の石碑の意味が判りました。道路標識には、八王子、立川の文字も見えます。
近くには、南武線谷保駅があるようです。当方の知らない駅です。当方は殆ど南武線には乗車したことがありません。
谷保天満宮の正面のようです。当方は、全く知らなかったのですが、東日本最古の天満宮であり、亀戸天神社、湯島天満宮とならび、関東三大天神と呼ばれるそうです。
2022年8/22から夏季休暇を利用して旧甲州街道徒歩の旅へ出ています。第3日目の8/24午前6時過ぎには多摩センターの実家を出発し、午前7時過ぎには調布駅北口交差点を出発して徒歩の旅を再開しています。午前11時前には、武蔵府中熊野神社前を通過しています。すると、こちらのような門構えの邸宅がありました。恐らく、旧家なのでしょう。
この旧家近くで歩道橋を上がり、進行方向を撮影しています。真っすぐな道が続いています。
旧甲州街道を少々、進むと、こちらの案内板がありました。「関家かなどこ跡」とあります。「関家は、鋳物三家(矢澤、森窪、関氏)の一家といわれ、江戸時代から明治初期まで鋳造を業としておりました。梵鐘、仏像等のほかに鍋釜などの日常品を製造しており、---」とありました。
まあ、そうなのでしょう。
2022年8/22から夏季休暇を利用して旧甲州街道徒歩の旅へ出ています。第3日目の8/24午前6時過ぎには多摩センターの実家を出発し、午前7時過ぎには調布駅北口交差点を出発して徒歩の旅を再開しています。10時半過ぎには、こちらの石碑前まで到着しています。「報徳 史跡獅子宿」とあります。説明文は、「当所天満宮宝物獅子三基は、天暦元年村上天皇より賜ったとつたえられる貴重な文化財である」とあります。まあ、当方も含めて、天暦元年っていつだか判る人は、そういないでしょう。「でも、当所天満宮って?」と思いますよね。この後、判ります。
こちらの石碑は、京王バス国立府中インターバス停近くにありました。
さらに近くには常夜燈もあるのでした。
常夜燈の裏に説明がありました。「裏の基壇には、文久発亥4月(1863年)と彫られています。かつては、ジョートミと呼ばれた回覧板が各戸に廻り、毎夕交代で灯をともしました。あぶらやの屋号をもつこの屋敷地に保存されており、郷土の暮らしを伝える貴重な文化財です」とあります。
今回は、こちらの本を選択しています。真山仁氏の「レッドゾーン下巻」です。本のカバーには以下のように紹介されています。
賀一華を先鋒に、次々と仕掛けられる買収策。繰り出される揺さぶりに翻弄され、追いつめられたアカマ自動車は、最後の手段として、ハゲタカ・鷲津が「白馬の騎士」になることを求めた。圧倒的な資金力を誇る中国に乗るか、旧態依然とした日本を守るのか、鷲津が繰り出した一手とは?大人気シリーズ第3作。
こちらの本でも読書中に付箋を貼付した箇所を抜粋してみましょう。
走ることは自分自身と対話する神聖な時間だった。本文, p59。
創業者一族という存在は、企業価値や時価総額とは全く別の次元で、企業に計り知れない影響力を持っている。本文,p84。
幸福とは、その人の能力が発揮できる場を常に持ち続けることかもしれない。本文, p136。
かたくなな態度からは、何も生まれません。アカマ自動車大内の言葉、p177。
誰かに愛されたいなら、あなた自身が、まず、相手を愛すべきじゃないですか。大内の言葉、p269。
学んでも学んでも、まだ学ぶべきものがある。ある中国人の言葉、p384。
憎しみからは何も生まれない。鷲津の言葉、p411。
こちらの本にも多数の素敵な言葉がありました。こちらの本では、storyのscaleが大きすぎて少々、ついて行けません。当方にとっては、1蔓円以上は高額なのです。
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