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2024年5月26日 (日)

カシスの舞い

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今回は、こちらの本を選択しています。帚木蓬生氏の「カシスの舞い」です。本のカバーには、以下のように紹介されています。

分裂病と覚醒剤中毒の治療・研究に成果を上げている、南仏マルセイユの大学病院解剖実習室で、首なし死体が発見された! だが、被害者とおぼしき元患者のカルテは消えている。疑惑を抱き、調査を始めた日本人精神科医・水野の周囲で次々に起こる、不可解な事件。暗号名〈カシスの舞い〉の意味するものは。そして、脳研究所で行なわれている実験とは――。戦慄の医学ミステリー。

今回も、読書中に付箋を貼付した箇所を抜粋してみましょう。

「相手が悟るまで黙って待つという解決法があるのですね」本文, p212。

子供が生まれ育つにつれて、自分(父親)はいつのまにか、もの言わぬ家具のように存在になっていた。本文、p241。

99の不幸を、1の幸せで帳消しにするような母の考え方に、私は圧倒される思いでした。本文、p310。

甘い蜜を与えつづけられると、更により甘い蜜を求めるもののようです。本文,p318。

社会の重圧なんて1ケ所に集中するものではなく、大なり小なり万人に等しくのしかかっているものでしょう。本文、p322。

患者に親切であり得るために猛勉強もしたし、次々と昇進試験も受けた。結局、これといって才能のない人間がやれることは、それだけだったのだよ。ある教授の言葉、本文、p351。

最初、こちらの本を読書しはじめたときには、どうなることかと心配しましたが。結果的に落ち着くことが出来たようです。

こちらの本も、帚木蓬生氏の本であったので古本屋さんで発見し購入している次第です。まあ、勉強させて頂きました。

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